かわら版

■ 「 令和 2 年は、中小企業のRPA活用元年 」 ■

-ロボットを使い生産性と付加価値の向上を-

 消費税増税と人手不足のなかで、いかにして事業を存続発展させていくのか・・・すべての事業者にとって厳しい年となりそうです。その解決策として注目されるのが、PC作業の操作を自動的にこなしてくれるロボットの活用です。

1、RPA(ソフトロボット)とは
 RPAは、製造工場で稼動しているロボットとは違い、オフィスのパソコンの中で人間が処理する作業をキーボードやマウス操作の手順を書き連ねて、ボタンひとつで自動的に処理してくれるソフトウェアの一種です。そろばんから、電卓へ、またPC(表計算ソフト)の登場、そしてインターネットの普及やスマホの進化等・・・、新しい道具をいかに上手に活用していくか
・・・RPAも待ったなしです!

2、大企業の取組
 三井住友銀行 RPA活用で110万時間分のPC作業を撤廃・・・
 みずほ銀行 運用開始RPAロボ 450 体・開発中 160 体、業務量削減時間70万時間・・・
 日本生命 2014 年から取組を開始して 2019 年現在は稼働中のロボ約200体・・・
 全日本空輸 2017 年開始で、2019 年度中に150体に・・・
等々の状況が雑誌等で紹介されています。
 資金とIT人材を豊富にかかえた大企業においては、システムをまたいだ自動化を可能にしたRPAはみるみる普及しています。

3、中小企業でも利用可能な低価格RPAの登場
 一方で、中小企業においては、RPAの価格の高さと人材の不足から普及は遅れていました。ところが、最近では月々数万円でエクセルのマクロよりも簡単にロボットが作成できる、まさに中小企業向けのロボットが販売されるようになっています。我々、会計事務所や中小企業の経理担当者の業務改善にも威力を発揮することは間違いありません。

4、成功のカギ
 RPAは、「定型でルールが明確な処理」に適しています。導入に際しては、業務フロー図を作成したりして、手順の見直し等を行い、ロボットの得意な定型作業を上手く切り分ける作業が不可欠です。
不要な作業や重複作業の存在にどれだけメスを入れられるのか?
いかに上手く業務の流れを組み替えられるのかが、成功のための大きな鍵となるでしょう。

人員削減?・・・いえいえ優秀な「ロボット使い」が重宝される時代の幕開けです!


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