相続かわら版

相続税の申告

~ 忘れていませんか 相続時精算課税 ~

相続税がかかる財産(本来の相続財産)
相続税は原則として、死亡した⼈の財産を相続や遺贈によって取得した場合に、その取得した財産にかかります。 この場合の財産とは現⾦、預貯⾦、有価証券、宝⽯、⼟地、家屋などのほか貸付⾦、著作権など⾦銭に⾒積もることができる経済的価値のある全てのものをいいます。

そのほか相続税がかかる財産(みなし相続財産ほか)
⑴ 死亡退職⾦、被相続⼈が保険料を負担していた⽣命保険契約の死亡保険⾦など
⑵ 被相続⼈から⽣前に贈与を受けて、贈与税の納税猶予を受けていた農地、⾮上場会社の株式や、事業⽤資産など
⑶ 相続や遺贈で財産を取得した⼈が、被相続⼈の死亡前3 年以内に被相続⼈から受けた贈与財産(⼀定の特例を受けた場合を除く)
⑷ 被相続⼈から、⽣前、相続時精算課税の適⽤を受け取得した贈与財産
⑸ その他

うっかり申告することを忘れそうな相続財産
⑴ 名義預⾦、⼿元現⾦、⽇頃使っていない銀⾏の預⾦、⽇頃使っていない証券会社に預けている有価証券、趣味の⾻とう品などなど。
⑵ 海外資産。
⑶ 被相続⼈からの相続時精算課税の適⽤を受けた財産は要注意です。
この制度が適⽤されたのは平成15 年1 ⽉1 ⽇からになります。
また、当初この制度の適⽤対象者が65 歳以上の親から⼦供だけだったのですが、平成27 年からは「60 歳以上」に引き下がり、孫にまで広がりました。
相続が発⽣するまでの期間があまりにも⻑いため失念してしまうのです。
この制度を選択した受贈者は「相続時精算課税選択届出書」を所轄税務署に提出していますので、当局ではしっかり管理できております。


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