かわら版

■ 「自社株式売却後の4年間の落ち込みからの解放術」 ■

次の話は私のお客様の話ではありません。友人から聞いた話なので紹介できます。

私は70歳。30歳の時自分で創業した会社を65歳の時に売りました。
ずいぶん迷いましたが、後継者がいないこと、時代を読むとなかなか厳しい未来があること等を考え、会社を丸ごと売りました。

ここだけの話ですが、今騒がれている老後の年金問題はクリアできていると思っています。
お金はおかげさまで3億円ほど残りました。月に50万円×12か月で年に600万円。
30年生きたとして1億8000万円が支出予定です。十分足ります。

嬉しいことに時間も増えました。と思ったのは最初だけでした。
M&Aの会社から自分の会社を売却しては?という提案を受けて、妻に相談したところ
妻のセリフは「どうぞ自由にしてください。ただしずっと家にいることは止めて下さい。」

「了解!」そんなことは考えられないと気楽に考えていました。

ところがです。あれほど好きだったゴルフは毎日行けるとなると行く気が萎えるのです。
会社に行く必要性がありません。行くところは図書館、友達の家、カフェ、旅行です。
ただ正直に言うとこれまで仕事に一生懸命時間を費やしたので他のことに興味がわきません。
サラリーマンだった友人のように打ち込む趣味もありません。

売ってから4年が経ち、友人の誘いでWe Work のオフィスへ行って道が開けました。
今流行の一人机のレンタルオフィスです。中のカフェには創業したばかりの人やフリーランサーがあふれていて交流が楽しいのです。コーヒー飲みながら、ビール飲みながら若い人の相談にのりました。聞かれてないことまで話しすぎると嫌われることもわかりました。
そして次のビジネスのアイデアも湧きました。知恵を使った一人きりの会社です。
健康に恵まれて活き活きと頑張っています。


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