かわら版

「100年に一度の危機」と企業経営

アメリカ発の金融危機が言われて久しいが、最近の報道では一時期の危機を脱して回復基調にあるとの声が
多く聞こえるようになってきた。
果たしてそうだろうか?経済の先行指標ともいわれるバルチック係数を見てみる。
貿易の指数であるバルチック係数も、昨2008年5月のピークを100とすると2008年12月には6ないし7程度
になり、半年ぐらいで一気に93ぐらい数値を落とし、2009年の6月には40ぐらいまで回復したが、8月までに
再び20ぐらいまで下がってきてしまった。
事の真偽はなかなかこの時期でも判定は難しいところだろう。「100年に一度の危機」という表現はただ事では
なかったが、、、。
いずれにしても先行き不透明な経済状況にあって企業経営上は、常にシナリオを2つから3つは用意しておく
事が必要ではないかと思われる。
例えば、
シナリオ1:景気は現状維持が続く
シナリオ2:景気は後退するが不況という程度
シナリオ3:景気は底割れして大不況となる
とくに困難なシナリオ3の場合にもしっかり自社の機能存続を守り通せる方策を探ることが重要な経営者として
の仕事になってゆくだろう。


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