かわら版

■ 日本版ISA について ■

日本版ISA が、2014 年より導入される予定です。
日本版ISA とは、イギリスで、普及しているISA(Individual Savings Account)をモデルにした制度です。

イギリスでは、国民の約4割がISA を利用し、資産形成、貯蓄として普及しているとのことであります。
我が国では、日本全体(Nippon)で、ISA の普及・定着に取組むという趣旨から、
「NISA(ニーサ)」という愛称で呼ぶことが決まりました。

NISA では、2014 年から2023 年までの10 年間の各年で投資した年間100 万円までの投資額について、
最長5 年間、配当・分配金や譲渡駅が非課税となります。

非課税の対象となるのは、NISA(非課税口座)として新たに開設した口座で保有している上場株式、
公募株式投資信託の配当・譲渡所得等に限定されます。
この口座は、現時点では、一人あたり一口座しか開設できないことになっています。

各年100 万円までの投資が可能で、非課税期間(5 年間)の途中で売却することも可能ですし、
保有し続けることも可能です。
保有し続ける場合には、NISA 以外の口座に移管することもできますし、
NISA 口座に継続して保有することもできます。
NISA 以外の口座に移管する場合には、移管時点での時価で移管したことになります。

最後に注意しなければならない点として、この口座で譲渡損失が発生した場合には、NISA 口座以外で
発生した譲渡益と損益通算や繰越控除することはできないということです。
この日本版ISA という制度は、右肩上がりの株価を前提に設計されているように思えてなりません。
この制度の期限である2023 年に国民の約4 割が塩漬け株を保有しているという結果にならないように、
2014 年導入までにしっかりと制度設計をしていただきたいと思います。


かわら版