かわら版

■ 自民党圧勝・・・・衆議院議員選挙に思う ■

近頃の衆議院選挙は、小泉劇場と呼ばれた郵政民営化を問う戦況の自民党圧勝に始まり、
前回の民主党の政権交代を前面に出した圧勝、今回の自民党の294 議席を獲得し、
公明党と合わせて325 議席で衆議院の3 分の2 をとる圧勝と言い、支持を得た政党が圧勝する事態が続いている。
小選挙区制度の所為とはいえ、余りにも酷すぎるきらいがある。

今回は、民主党への期待が失望に変わったのと消費税増税法案を可決した直後のため、与党にとっては、
厳しい結果となるのは仕方がないが、消費税増税は自民党、公明党も賛成していることから考えると
もう少し違った結果になってもおかしくないはずである。

巷間では、民主党への批判票が、投票する政党を消去方式で選んでいくと残ったのが
自民党になったと言われているが、それも可笑しな話である。
結果を見て、しまったと思っている方も多いはずである。
成熟した2 大政党制の英米では、これほど揺れることはないはずである。

政権交代を可能にするために小澤一郎が、自民党を割って作った制度であるが、
もう中選挙区制に戻してはという人もいるが早計に過ぎると言わざるを得ない。

各政党にとって順風の時もあるし、逆風の時もある。肝心なのは、小選挙区から選ばれた議員は、
その選挙区の住民の代表であることを深く考え、選挙区の地域的特性を熟知すると共に住民からの声を
最大公約数で聞き取り、自分の政治姿勢を加味して行動すべきである。
そのための普段からの地道な努力の積み重ねが、大切であるが、それを怠ると風に負けることになってしまう。

議員さんに聞きたい。
「パフォーマンスに走らず、本当に選挙民との泥臭い対話の中から
生の声を聴く血の出るような苦労を続けていますか?」と。


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