かわら版

■ 新規・成長企業へのリスクマネーの供給 ■

金融審議会
「新規・成長企業へのリスクマネーの供給のあり方等に関するワーキング・グループ」
(座長神田秀樹東京大学大学院法学政治学研究科教授)は、平成25年6 月から計11 回かけて、
新規・成長企業へのリスクマネーの供給のあり方等について、起業間もない企業から上場を
目前に控えた企業、更には上場後の企業まで、幅広いフェーズの企業における資金調達を
巡る問題等に渡って、検討及び審議を行ってきましたが、これらの審議を踏まえ、
平成25 年12 月25 日に「報告書」を取り纏め、公表しました。
それぞれの段階に対応した施策について、簡潔に説明すると以下のようになります。
1) 事業化段階等におけるリスクマネーの供給促進策:
技術やアイデアの事業化に必要な資金を供給するために、
①投資型クラウドファンディング(※)の利用促進、
②非上場株式の取引・換金ニーズに応えるための新たな取引制度の整備、
③保険子会社ベンチャーキャピタルによるベンチャー企業への投資促進
2) 新規上場の推進策:飛躍・発展に向けて必要な資金を供給するために、
①新規上場に伴う負担の軽減、
②新興市場の最低株主数基準の引下げ
3) 上場企業の資金調達の円滑化:
成熟・グローバル化等に伴い必要な資金を供給するために、
①上場企業の資金調達に係る機関の短縮、
②「届出前勧誘」に該当しない行為の明確化
(※)新規・成長企業等と資金提供者をインターネット経由で結び付け、多数の資金提供者から
少額ずつ資金を集める仕組み。


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