かわら版

■ 税理士会の地域貢献活動(無料相談員・租税教育)に参加して ■

昨年、実家のある地元で独立しその地域の税理士会に転属しました。
何回か税理士会の会合に出るうちに税理士会としての社会貢献活動があることを知らされました。
その中で確定申告時期の無料税務相談会の相談員と、管轄地域の小中学校の社会科の授業の一環として、
租税教育がありその講師というのがあるということで是非参加して欲しいとのことでした。
その地域では登録税理士が納税者の数に比べ少ないことから、
無料相談員は最低2回の出仕は義務とのことでした。
2月の初頭、第一回目の相談会が開催されその出仕を担当することになりました。
来られる相談者も従来第一回目は多いとのことでしたが、やはり多かったようです。
地域の区民センターが会場ですが、その設営・撤収も自分達で行うもので
何とも手造り感のあるイベントでした。
相談員をしていて気付いたのは、相談者の多くは年金生活者のお年寄りでしたが、
その女性比率が多く、かつては教員や公務員などのいわゆる固い職業の方が多く、
それなりに年金額が多く日々の生活に困らないですが、偶然だったのか
皆、独身で兄弟姉妹は1人くらいいればよく、既に他界されて天涯孤独の状況におられる方も数人おられました。
最近の若年層は結婚をされない方も多く、また少子化ということもありますが、日本の将来を案じざるを得ませんでした。
租税教育の方は、母校の小学校で行うということで、実に37年ぶりに母校の門をくぐりました。
最近建て替えを行ったとのことですっかり綺麗になり、往年の面影は無かったですが、
その頃からご神木としてあった楠の木だけはしっかりと残っており、懐かしさを感じました。
教室も往年は45人生徒の6クラスでしたが、今ではやはり少子化の影響で、
各学年35人クラスの3クラスから4クラスであるとのことでしたが、
この地域では大きい方で、各学年1クラスしかない(しかも10人くらいで)学校もあるようで、
今年の年度末には数校、統廃合されるとの話しも聞き、母校は無事と聞いて安堵した次第です。
やはり、日本の行く末に憂慮を感じたできごとでした。


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