かわら版

■ 最近の若者へのアドバイス ■

<3年後離職率30%>
3月11日の未曾有の大震災の影響で、2012年春入社予定の大学生の就職活動状況は、今年の7月末現在の
調査回答者の内定率(内々定率)は約5割超と、今年も昨年以上に就職氷河期と言われ、活動している当人の
不安は相当なもののはずです。
しかし、超難関の狭き門をくぐり抜けて晴れて入社したにもかかわらず、大卒以上の新入社員の3年後離職率は
30%、すなわち、3年内に3人に1 人が辞めている状況といわれています。
<何故辞めるのか?>
辞める理由の1つは、逆説的な意味で「真面目」すぎるからです。
「適職」神話を信じ、配属されたのが希望した仕事ではないとか、壁にぶつかるとすぐに自分に向いていないとか、
やり直すなら早い方がいいと思い詰めてしまうのです。
皆様の会社でも思い当たりませんか?本屋の店頭に行くと、このような最近の若者に向けてアドバイスする本が
沢山出ています。
「新入社員」「20代」「入社3年目」などがついたタイトルのハウツー本が、ビジネス書のベストセラーとして
並んでいます。特別目新しい内容でなくとも、若者に呼びかけるメッセージタイプのものゆえ、近い世代の先輩
から直接アドバイスされているようで受け入れやすい書き方だからかもしれません。
「すぐ仕事に役立つ3つのポイント」
若者へのアドバイスとして、まずは以下3つのアドバイスをされてはいかがでしょうか?
① 仕事は盗んで真似るもの
早く仕事を覚えたければ、「デキる」人を徹底して真似てみることです。初めての仕事で最初から「自分らしさ」に
こだわるより、まずは仕事の型を知り、確実に成功を収められれば、小さい成功でも自信になるし、周りからの信頼が
得られます。
徹底して真似て結果が出てきた先にオリジナリティが見えてくるのです。
② 1にも2にも仕事は「期限」
仕事を頼まれたらまずは「締切」の確認が大事です。
さらに、初めての仕事はとかく時間がかかるもの。自分の想定期限の3倍位に 「着手のデッドライン」を設け、
他の仕事を抱えてどんなに忙しくても、とにかく仕事に手をつけてみることです。
そして100点を目指さず、50点の仕事でいいから早目早めに成果物を出し、フィードバックをもらうことで、
仕上りの期限を守ることができるのです。
③ 常に「何のためか」を考える
仕事を頼まれたら、一見誰でもできる(つまらなさそうな)仕事でも、まずは明るく「はい!」と答えるとしても、
やみくもに突っ走るのではなく、常に「何のためか」を考える、できたら上手く聞き出すなり、最初に確認するのが
確実です。
そう意識することで、方法や仕上り程度など考えられ、仕事のデキも、自分の能力も変わってくるはずです。


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