厚生労働省より、第199回社会保障審議会介護給付費分科会(令和3年1月18日)の資料として、令和3年度介護報酬改定介護報酬の見直し案が公表されました。
今回の報酬改定の概要として、『新型コロナウイルス感染症や大規模災害が発生する中で「感染症や災害への対応力強化」を図るとともに、団塊の世代の全てが75歳以上となる2025年に向けて、2040年も見据えながら、「地域包括ケアシステムの推進」、「自立支援・重度化防止の取組の推進」、「介護人材の確保・介護現場の革新」、「制度の安定性・持続可能性の確保」を図る。』事を目的に、改定率+0.70%(新型コロナウイルス感染症に対応する令和3年9月末までの特例的な評価0.05%を含む)とする案が示されています。
また、介護職員の人材確保・処遇改善にも配慮しつつ、物価動向による物件費への影響など介護事業者の経営を巡る状況等を踏まえた改定率であることも説明されています。
詳細については厚労省のホームーページを参照下さい。
篠原公認会計士事務所グループ
医療支援チーム
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