労務通信

地域別最低賃金の答申がなされました

 厚生労働省は、都道府県労働局に設置されている地方最低賃金審議会が答申した令和8年度の地域別最低賃金の改定額(以下「改定額」)を取りまとめました。答申のポイントは以下の通りです。
◆47都道府県で、54円~65円の引上げ
◆改定額の全国加重平均額は1,177円(昨年度1,121円)
◆全国加重平均額56円の引上げは、昭和53年度に目安制度が始まって以降で2番目の高さ
◆最高額(1,280円)に対する最低額(1,085円)の比率は、84.8%(昨年度は83.4%。なお、この比率は12年連続の改善)
◆答申された改定額(九州地方及び東京、大阪)
  ・福岡   1,114円(57円の引き上げ) ※Bランク56円目安 → 目安より1円アップ
        発行年月日 令和8年10月4日
  ・佐賀  1,095円(65円の引き上げ) ※Cランク56円目安 → 目安より9円アップ
        発行年月日 令和8年11月15日
  ・長崎  1,087円(56円の引き上げ) ※Cランク56円目安 → 目安どおり
        発行年月日 令和8年11月2日
  ・熊本  1,092円(58円の引き上げ) ※Cランク56円目安 → 目安より2円アップ
        発行年月日 令和8年12月1日
  ・大分  1,096円(61円の引き上げ) ※Cランク56円目安 → 目安より5円アップ
        発行年月日 令和8年11月1日
  ・宮崎  1,085円(62円の引き上げ) ※Cランク56円目安 → 目安より6円アップ
        発行年月日 令和8年10月24日
  ・鹿児島 1,090円(64円の引き上げ) ※Cランク56円目安 → 目安より8円アップ
        発行年月日 令和8年10月25日
     ・東京  1,280円(54円の引き上げ) ※Aランク54円目安 → 目安どおり
        発行年月日 令和8年10月1日
  ・大阪  1,231円(54円の引き上げ) ※Aランク54円目安 → 目安どおり
        発行年月日 令和8年10月1日

これは、令和8年7月28日に厚生労働大臣の諮問機関である中央最低賃金審議会が示した「令和8年度地域別最低賃金額改定の目安について」などを参考として、各地方最低賃金審議会が調査・審議して答申した結果を取りまとめたものです。

 答申された改定額は、都道府県労働局での関係労使からの異議申出に関する手続を経た上で、都道府県労働局長の決定により、令和8年10月1日から令和8年12月2日までの間に順次発効される予定です

 昨年同様、引き上げ幅が大きく、発効予定日も都道府県により期日にバラつきがありますので注意しましょう。

厚生労働省ホームページ
 「全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされました」
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