かわら版

高額納税者から税制改正希望を聞く

高額納税者の方にアンケートを取りました。税の仕組みについて改正を希望する項目で「支持する」が70%を超えたベスト3項目を紹介します。

1位:固定資産税と相続税で2重に課税されている感じがするので調整して欲しい。

背景。所有と相続の両方に課税では、負担感があるのではないのか。明治政府は、年貢に変えて地租を導入、それ以来土地等の財産に税金をかけてきま
した。税金を課税された結果得られる財産に、所有する時の固定資産税、相続する時の相続税が課されます。この2つの税金に調整計算があってもおかしくないのではないかと言う意見です。

2位:高額納税者には何らかの配慮があってもいいのではないか。

背景。「高額の納税者こそ社会に貢献していることから、何らかの配慮があっても良いのでは。」という意見です。その配慮の方法として表彰というやり方、税金の使い道について特に丁寧に教えてもらうというのも良いのではないか。多く払っている方に配慮しようと言う意見は今のところ世間一般の多数説ではないようです。

3位:相続税の自社株の評価の緩和と法人税の留保金課税の廃止を検討して欲しい。

背景。会社を作った方が不利になることがある。つぶれないように自己資本を厚くしているのに、相続税の評価が高くなるのはいかがなものか。また、つぶれないために自己資本を厚くしている留保金に法人税が課税されるのはいかがなものか。自社株の評価については、現在2009年税制改正で検討中です。
留保金課税は2008年税制改正で中小企業(資本金の額又は出資金の額が1億円以下の会社)については廃止されました。

総選挙時にマニュフェストを通じて、税制も議論される今日この頃ですが、皆さんはどんな意見をお持ちでしょうか?


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